白山麓キャンパスへ行ってみた（前編）

皆さん、こんにちは。SHIENです。

先日、大学潜入第1弾として自習室を紹介しましたが、ご覧いただけましたか。最近の自習室は多くの人で賑わっています。

リニューアルした自習室へ行ってみた

現在は、学部を週ごとに分けて対面授業とオンライン授業を交互に受けています。対面授業週になると、どの科目の先生たちもテストをしたがるので、私は困っています．．．

潜入開始！

さて、大学潜入第2弾として取材したのは、金沢工業大学白山麓キャンパスです！在学生でも行く機会がほとんどない白山麓キャンパスとは、一体どのようなところなのでしょうか。

扇が丘キャンパスから出発します。移動に使うのは、電気自動車「日産リーフ」です。金沢工業大学は、大学内に、日産が展開するカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」のEVステーションがあります。詳しいことについては続編で紹介することにします。

現在は大学の限られた職員しか運転できないので、職員の方の運転で向かいます。

白山麓キャンパスは、扇が丘キャンパスから約30km山奥へ行ったところにあり、車で45分ほどかかります。

到着しました。
やはり電気自動車は静かですねぇ。

秋晴れの中、紅葉も見頃を迎えていました。

白山麓キャンパスには、国際高等専門学校1･2年生の全寮制校舎と金沢工業大学地方創生研究所が活動拠点とする KIT Innovation Hub があります。さらに、はくさん比咩の湯温泉が併設され、一般の方に愛されています。

白山麓キャンパスは、セキュリティーレベルが格段に違うので、扇が丘キャンパスと同じカードリーダーですが、大学生が勝手に行っても入ることはできませんので、ご注意下さい。自由に入れるのは、はくさん比咩の湯温泉だけです。

早速、潜入していきましょう！

Golden Eagle Cafeteria

今回は取材ということで、特別に昼食も食べさせてもらうことになりました。

白山麓キャンパスの食堂は、KIT Innovation Hub の建物内にあります。

入館の受付を済ませて、中に入ってみるとこんな感じ。
階段を上がって右に曲がると食堂があります。

「Golden Eagle Cafeteria」
これが白山麓キャンパスの食堂です。

カフェの利用は予約制で、行ってすぐに食べられるものではありません。
一般の方の利用もできません。

私は「KIOSK」の文字が気になってしょうがなかったですが．．．

そして、これが「KIOSK」です。想像とはかけ離れたものでした。この中には文房具が陳列されていました。必要になったら高専生たちが買いに来るのでしょうか。

ちなみに、白山麓キャンパスから最寄りのスーパーまでは10km、コンビニまでは18km離れています。全寮制である高専生は、アップダウンの激しい道をスーパーまで自転車で行くそうです。帰りは助けを求めてくるそうですが．．．

みんな大好きチー牛先輩は、英語のメニュー表に困惑しているご様子。

メニューは毎食変わります。国際高専には様々な国から来た学生が多くいるため、外国の料理も定期的に出てくるみたいです。さらに、ハラールにも対応しており、調理場も完全に分けているそうです。

第一印象として、ホテルのレストランに似ていると思いました。

給水機は扇が丘キャンパスの学食のものと同じですが、ここではほうじ茶ではなく煎茶が出てきます。ちなみに右側の給茶機からはほうじ茶が出てきます。

感染症対策として、パーティションの設置や座席数の削減をしています。ここのパーティションは、扇が丘キャンパスで使っていたものだそうです。

お待ちかねの昼食です。

今日のメニューは、唐揚げうどん、きのこの大根おろし和え、いんげんの胡麻和え、サラダ、青りんごゼリーです。

うどんは出汁が効いていて美味しかったです。扇が丘キャンパスの学食のうどんと比べると、味は薄く感じましたが、かつお節とねぎをトッピングすることができるので、自分好みの味にすることができます。

ここでは、おかわりが可能で、チー牛先輩は5分くらい悩んだ挙句．．．

唐揚げを2個おかわりしました。

食器は各自で軽く洗って返却します。
あの穴水と同じ方式ですね。穴水というのは、石川県穴水町にある穴水湾自然学苑のことで、研修施設として利用されていました。工大生の間では、強制収容所とか言われていましたが、老朽化の影響で取り壊されるらしいですよ。来年の1年生からは、この白山麓キャンパスで研修を行うそうです。羨ましいですねぇ。