皆さんこんにちは、SHIENです。
「穴水湾自然学苑へ行ってみた(その1)」に引き続き、解体前の穴水湾自然学苑の様子をご紹介します。その1もぜひご覧ください。
引き続き、本館を見ていきます。
こちらは食堂です。
食堂には椅子やテーブルがまだ残っていました。
穴水に来たことがある皆さん、ここでの食事に何か思い出はありますか?
やはり最終日のお昼に食べるカレーですか?
私の印象に残っているのは、ラーメンとごはんだけが出てきたときです。「炭水化物しかないの!?」と友達と話した記憶があります。
当時は入学したばかりで、まだ自炊をちゃんとしていてバランスのとれた食事をしていたのです。今でももちろん自炊はしていますが、レパートリーがいつもごはん、みそ汁、野菜炒めなので、飽きました。
野菜を摂ろうと思うと、野菜炒めしか頭にないので、他の調理法を教えてほしいところです。
こちらは3階の研修室です。
ロープの結び方を学ぶときに使う道具が置いてありました。
グループで討論した内容をここで発表します。以前紹介したOHPもあります。
こちらは2階の研修室です。研修室に入る前は一礼しなければなりません。
入退所式や苑長先生のありがたいお話をここで聞きました。
この日は安全祈願祭の前日ということで、準備が整っていました。
屋上も見てみましょう。
日よけのシートでも張って、何か活動できそうな感じですが、昔から屋上は使われていなかったそうです。
本館の撮影を終え、ハーバーへ向かうことに。この建物は体育館です。
ここではロープワークをしました。この建物は取り壊さず、ヨット部や研究活動で今後も使われるそうです。
これはアルタイル。穴水湾での海洋調査をする際に乗りました。
アルタイルは売却されるそうです。
穴水での苦労といえばカッター漕ぎでしょうか。
私は艇長で、舵取りと指示を務めました。進みたい方向とは逆に舵を切らないといけないので、最初は戸惑っていました。
「とも号」たちは処分されるそうです。
解体前の穴水湾自然学苑の撮影はこれで終わりです。
扇が丘キャンパスへと戻ります。
皆さん、この坂覚えていますか?
カッター漕ぎで疲れた後にこの坂を上って戻らないといけません。
帰路の途中に寄り道。
穴水にある能登長寿大仏です。大仏の高さは8.4メートルと結構大きいです。
人間と自然で大学から穴水へと引率する職員の方は穴水にいる間、暇だそうでよくここまで走りに来るそうです。
大仏様の近くにある「大仏庵」でお昼を食べることに。
部員2人とも食べる前に写真を撮り忘れました。
ユニークなおばちゃんが作るお蕎麦は美味しかったです。
途中、ぼら待ちやぐらを見ることができました。穴水湾の原始的な伝統漁法です。
この日は天気が良く、立山連峰も見ることができました。
「穴水湾自然学苑へ行ってみた(その2)」はここまで。
金沢工業大学OBOGの皆さん、当時の記憶が甦りましたか?今後も解体工事の進捗をお伝えする予定です。次回もお楽しみに!
約10年前の夏に自然学苑に家族でいった思い出が蘇りました。
この度の震災ニュースで、穴水を検索してたどりつきました。
ありがとうございます。
解体前の写真を投稿して下さって有難うございました。
主人が金沢工業大学出身で、結婚前に2人で訪ね本学前で写真を撮りました。
毎年、そこで研修したと嬉しそうに⁉︎話していた姿を懐かしく思い出しています。
その主人が昨年亡くなり、失意の中でこの投稿を見つけ本学の内部写真をドキドキしながら見せて頂きました。
この施設内でも主人は青春していたんだなと思うと熱いものが込み上げてきます。時代の流れで解体は仕方ありませんが寂しいですね。
でもこうして写真で記録を残して下さった事に感謝です。有難うございました。