松本巡り

初めまして、金沢工業大学写真部2年のTakapoです。入部したのは1年時ですが、なかなかブログを書く機会に恵まれず今更ながら初投稿です。主に使用しているカメラはフジフィルムのX-T2で、中華レンズやオールドレンズ(特にミノルタロッコール)を使って写真を撮っています。最近はストリートフォトグラフィーにはまっていて、街中をお散歩しながら写真を撮っています。また、写真はヘタッピですが、写真歴が短いのでご容赦ください。

さて、今回は長野県松本市のおすすめスポットについて紹介したいと思います。理由は簡単で、私が長野県松本市出身であることと、弊学写真部が9月の合宿で長野県にやってくるからです。実は昨年度の合宿も長野県だったので、似たような記事を昨年8月に投稿しようとしていたのですが、色々あって下書きの時点で破棄してしまいました。なので今回改めて投稿して、弊学写真部員やブログ閲覧者の皆さんに長野県(松本市限定ですが)の魅力を知ってもらいたいと思います。

松本城

国宝松本城2

松本市中心部にある天守閣が現存する平城です。兵庫県にある姫路城の別称である「白鷺城」と対比して、「烏城」と呼ばれたりもします。でも最近知ったんですが、烏城って呼んでるの松本市民だけみたいですね…。松本城管理事務所では、文献的根拠がないことから「松本城の別名は『烏城』ではない」と公式見解を出していて、松本城の前身である「深志城」が正しい別名だそうです。また今まで日本最古の現存天守閣は福井県の丸岡城だと言われていましたが、最近になって松本城の天守閣が日本最古であるという説が浮上して話題を呼びました。私のお気に入りはお城の周りをぐるりと一周しながら写真を撮ることです。 もちろん 天守閣に登るのも楽しいですが、 天守閣の周りをぐるりと一周しながら写真を撮ると松本城の様々な表情を楽しむことができます。晴れた日ならば、松本市の西側に位置する北アルプスの山々とマッチした写真も撮れるかもしれません。

松本城のお堀で咲いていた蓮の花

国宝松本城(松本城管理事務所)の公式ホームページ「国宝 松本城 – 松本城をより楽しむ公式ホームページ」

https://www.matsumoto-castle.jp/

まつもと城下町湧水群

松本市内を歩けばあちらにも井戸、こちらにも井戸といった具合にたくさんの井戸があります。具体的な数を数えたことはありませんが、市街地に数十か所もの観光客や一般の方が利用できる井戸が存在している町はなかなかないと思います。理由を説明すると、松本市街地は山に囲まれた盆地で、山の雪解け水が流れ込むことなどの要因から地下水が豊富だからです。

あっちにも井戸「 源智の井戸 」

また市民の生活にも馴染んでおり、井戸の周りを清掃する人、大量のペットボトルを自転車で持ち込んで水をくむ人、近所からポリタンクを持ってきて水をくむ人などなど…。うちの親も周辺の井戸でくんだ水で米を炊いたりコーヒーを淹れたりしています。ちなみに私が金沢で最初に絶望したことは、全く井戸がないことです。なんで全くないんだ…。

こっちにも井戸「伊織霊水」

松本市が管理している井戸だけでも20個ほどあるのですが、市民が個人で管理している井戸もたくさんあります。また、基本的に市が管理している井戸は水質検査が実施されており、安心して飲むことができます。でも胃腸が心配だったり井戸水に抵抗感がある人は無理して飲まないほうが良いです。

とある商店の前にある湧水
お蕎麦屋さんの前にある湧水。飲んでいいのかな…(ジュルリッ)
北馬場柳の井戸

先に説明した通りこれらの井戸は地下水を利用しているので、夏に出てくる水は冷たく、冬に出てくる水は少し暖かいです。

市内唯一の酒造に隣接する「女鳥羽の泉」

これらの井戸は環境省の「平成の名水百選 」に「まつもと城下町湧水群」として登録されています。松本を訪れる機会や松本市街地を散策する機会があったら、ぜひ井戸巡りをしてみてください。

他にもこんな井戸とか「 大名小路井戸 」
こんな井戸とか「 鯛萬の井戸 」

松本市公式ホームページ「 【平成の名水百選】 まつもと城下町湧水群

https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/shisei/kankyojoho/seikatu/heiseinomeisui100.html

松本市公式ホームページ 「 水めぐりの井戸整備事業

https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/shisei/matidukuri/kakusyu/mizumeguri/mizumegurinoido.html

写真を上げすぎて、サイト内のアップロード上限に引っかかってしまいました。まだまだ紹介したいスポットはあるけどこれで終わりにします。

※個人的に知っている知識などを優先して書いているため、誤った情報が載っている場合があります。また、各URLはさらに情報を知りたい人向けに貼っているだけなので、このブログとは無関係です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です