工大祭写真展2021 メイキング

『工大祭写真展』にお越しいただきありがとうございました。
今回の記事は写真展の裏側、メイキングです。

印刷

前回の工大祭に引き続き、展示作品はPCとモニターを繋ぐことにより、モニターを通して印刷後の作品の色を確認します。このモニターで確認した際に想像していた色と異なっていた場合は修正を加えてから印刷します。

この時に使用するモニターはキャリブレーションを行った機器を使用しています。モニターはCS2420-Zです。

紙はPICTORICOの用紙を9種類使用しています。

額装

こちらも前回に引き続き、木製マット+水張りテープで土台を作製します。その上に写真、オーバーマットの順番に張り付けることで、1つの展示作品を完成させます。

作品の額装が終わった部員は、撮影地と撮影時の設定を記載したタイトルのキャプションと自己紹介のキャプションの作成を行います。他にも、今回のポスター、アンケートの案内、各種SNSの紹介などの作成も行います。

展示作業

展示場所は毎年恒例、LC(ライブラリーセンター)1階の展示室を使用しました。

今年の工大祭は新型コロナ感染症対策として、企画場所・内容を制限した中で行われたため、LCは企画場所の候補に挙がっていませんでした。しかし、私たち写真部はライティングやその場の雰囲気を考慮し、写真の展示に適したLCでの展示を希望しました。

今回の写真展からレーザー墨出し器や水平器を使用し、展示作品や撮影者、タイトルのキャプションを水平に配置しました。また、展示作品を壁に配置する作業は前回と同様に、画鋲2本に木製マットを引っかける方法を使用しました。

展示作品を配置した後には、照明がそれぞれの作品に当たるように調節します。照明の調節は高所作業となるため、作業を行う部員はKIT PhotoclubやFUPCのロゴが入ったヘルメットの装着や、必ず2人の部員が脚立を支えるなどの安全対策を徹底して行いました。

準備日の最後には、3代前の部長に各部員の作品を講評していただきました。去年、今年入部した部員は講評をいただく機会がなかったため、今回の講評は撮影・編集・額装の力を伸ばすチャンスとなります。ちなみに、私は「写真のシャープを強くした方が良い」「黒の色が出やすい月光シリーズの紙を使用した方が良い」というアドバイスをいただきました。

工大祭当日

こちらは工大祭写真展の入り口の様子です。カエルのパペットを乗せたポスターを先頭に置き、その奥では、YouTubeを始めとした各種SNSの紹介を入り口で行っています。

次は工大祭写真展の展示の様子です。先ほど紹介した3代前の部長のように、部員同士でそれぞれの作品について講評し合うという場面もありました。

今回の写真展ではモニターを使用した展示を行わなかったのですが、プロジェクターを使用したデジタル展示には取り組みました。

店番は写真展に作品を出展した部員で行いました。その店番には部員に交じって金沢工業大学 マスコットのドリバーくんが一眼レフを携え、参加していました。

いかがでしょうか。今回の記事が起点となり、写真展に興味を興味を持っていただけたら幸いです。

今回の工大祭写真展に足を運ぶことができなかった方は、次回の写真展や来年の工大祭写真展に是非足を運んでみてください。

次回の写真展は11/29(月)~12/17(金)に行われる「卒業写真展」です。卒業写真展の詳細は下記のWebページをご確認ください。

写真部、卒展やるってよ。

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