こんにちは。SHIENです。北陸新幹線編はご覧いただけましたか。まだお読みになっていない方はぜひそちらを先にお読みください。
今回はその続きの東京から岡山への道のりを紹介します。
FUPC(日本学生写真部連盟)の総会を終え、東京駅へ向かいました。
今回乗車するのは以前から乗ってみたいと思っていた、寝台特急サンライズ瀬戸号です。
まずは、シャワーカードを購入すべく、何がなんでも4号車(サンライズ瀬戸)か11号車(サンライズ出雲)の乗車口に並んでおきましょう。シャワーカードは3号車と10号車のラウンジ横に設置されていますが、4号車、11号車から乗車する方が近いです。発車1時間前からホームにいましたが、すでに2人が並んでいました。
列車は21時35分頃に入線し、しばらくするとドアが開きます。
シャワーカードを購入します。金額は330円です。ドアが開いた瞬間、皆さん大慌てで販売機へ向かいます。前と後の人の圧に押されて私も慌てた結果、連結部の段差でキャリーバッグごと倒れかけたので、気を付けましょう。
シャワーカードを手に入れたところで、撮影に入ります。
発車前にシャワーカードの有無を確認しに3号車と10号車に行きましたが、2か所とも売り切れでした。
では、部屋へ向かいます。
今日の寝床はB寝台シングルの1階です。
部屋を離れるときは暗証番号式のカギを掛けましょう。
それでは個室内を見ていきましょう。
飛行機の機内持ち込みサイズのキャリーバッグがちょうど収まります。
コンセントはドア横に1か所あります。
特急券･寝台券のきっぷ(一番右の長いきっぷ)は自動改札に入れることができないので、自動改札を通るときは乗車券だけ入れます。
前日に浅草で買った人形焼を食べました。ちなみにこの人形焼は1週間日持ちします。
23時21分、熱海に到着しました。ここでは乗務員がJR東日本からJR東海に交代します。
続いて、デッキを見ていきます。
洗面台です。水とお湯の選択ボタンがありました。対面して洗面台があるため、永遠に洗面台が続いて見えます。
瀬戸と出雲の連結部分に来ました。左側の扉の先に運転席があります。
23時39分、沼津に着きました。
この先、沿線火災があったことから安全が確認されるまで抑止です。
13分遅れて沼津を発車しました。
他の部屋も見ていきます。
これはノビノビ座席です。乗車券と特急券だけで乗れるサンライズで一番安い席です。個室タイプではなく、雑魚寝タイプです。
次は、B寝台ソロです。ソロは廊下に階段はなく、上段に上がる個室内に階段があります。
サンライズの個室で一番安く乗れるのがソロです。ソロの車両には床下にモーター等の機器が付いているため、個室は狭くなります。
続いて、B寝台シングルです。サンライズの中で一番数が多い個室です。シングルには1階、2階、平屋の3タイプあります。
次はA寝台シングルデラックスとB寝台サンライズツインです。
シングルデラックスはサンライズで一番豪華な個室です。個室内にデスクや洗面台があります。アメニティグッズとシャワーカードが付いてきます。
サンライズツインは2人用個室です。個室内にベットが2つあります。
また、1人でも利用できるシングルツインもあります。この部屋は2段ベットになっています。
これら3タイプの個室は数が少なく、人気も高いため、撮影はできませんでした。
次はラウンジです。東京駅発車直後は晩酌する人でにぎわいます。
最後にシャワールームです。部屋にタオルはないので事前に用意しておく必要があります。
ドライヤーの下にある挿入口にシャワーカードを入れます。
6分間お湯が出ます。スタート、ストップボタンがあるので無駄なく使えます。温度調節もできます。ゆっくり使っても私の場合3分ほど余りました。ドライヤーの威力は弱いですが、根気強くやれば乾きます。終わったら忘れずに洗浄ボタンを押しましょう。まずは水で洗浄するのですが、終わったと思ったら突然爆音で乾燥が始まるのでビックリします。
シャワーも浴びたところで、寝ることにしました。
おはようございます。姫路駅でドアが閉まった瞬間に目が覚めました。
旭川を渡ると岡山駅はすぐです。
沿線火災の影響で岡山には3分遅れて到着しました。岡山では毎朝恒例の切り離しが行われます。見飽きた光景ですが、毎回このくらいの人はいます。
まずはサンライズ瀬戸が発車します。サンライズ瀬戸は切り離しとともに高松へ向かうので、引き続き乗車する瀬戸号の乗客は切り離す瞬間を見ることはできません。
数分後、サンライズ出雲も出雲市へ向けて発車していきました。
皆さんいかがでしたでしょうか。長いようで短いサンライズでの旅でした。長くなりましたが、最後まで見ていただきありがとうございました。次回は岡山から金沢へ帰る行程を紹介します。お楽しみに！(2月28日追記：Uターン編を公開しました)
岡山への帰省記 ～Uターン編～
