こんにちは。昨年には鉄道写真展を開催させていただいた笹雪です。2019年、今年も無事に新年を迎えることができました。本年もよろしくお願いいたします。
さて、私は昨年12月26日に大阪で開催された「西日本PMIC2018」に参加しました。大会の様子や結果はこちらの記事を参照してください。
この大会が終了した後、私はちょっとした、鉄道撮影を中心とした旅行へ行ってきました。今回はその旅行の道中をブログ記事として書いていきます。趣味が前面に出てかつ画像多めで長々としたものになりますが、どうぞ最後まで付き合ってやってください。(内容的には旅の記録日記的な要素が強いです)
12月26日(水) 東へ
PMIC終了後、まずは懇親会へと向かいました。その後の予定も含めて色々な事情があり少ししか参加できず、20時過ぎには皆さんと別れて一人新大阪駅へ。地下鉄を一本逃すという事がありながらも、間際で乗車する列車に間に合いました。
新大阪から米原まで新幹線で移動し、米原で在来線に乗換。大垣行きの列車に乗ります。大垣駅到着後は翌日の食糧や飲み物などを買い、東京行きの夜行列車である快速ムーンライトながらを待ちます。今回PMIC後に旅行することを決めたのもこの列車の指定席券を偶然買えたことが発端でした。後先考えない衝動買いのようなものだったのでこの時点でまだ翌日の詳細な予定は決まってないという事態になってましたが(笑)。発車の10分前ほどに列車が入線、数枚写真を撮った後に席に着きます。
定刻通りに大垣駅を出発、一路東京を目指します。
12月27日(木) 行き当たりばったりな旅
明朝5時に東京駅着。
列車内ではPMICでの疲れもあり数時間程寝ることができました。整備後初めて見る丸の内駅舎前の広場を少し歩き、朝ラッシュ時間帯に突入する前に首都圏を脱するために中央線で西を目指します。中央線で高尾駅に向かっている時点で、この日の主な目的は3つ、また最終的には長野駅に向かう、ということのみ決まっていました。とりあえずまずは目的1つ目、3月のダイヤ改正で中央線特急の定期運用が消滅するE257系車両の撮影をすることに。
高尾で日の出を迎え、さらに西へ向かうために乗り換えて鳥沢まで乗車します。鳥沢駅で下車して有名な撮影ポイントで列車を撮影。ちなみにしっかりと編成写真を撮影するのは高校1年の夏以来、つまり約3年半ぶりのことでした。
ここで1時間弱ほど滞在し、その後は場所を変え上野原駅へ。こちらも有名ポイントです。こちらでは2時間半ほど滞在しました。
何本か撮影できたので次の目的を果たすために再び西進します。
次の目的は勝沼ぶどう郷駅付近にある、大日影トンネル遊歩道です。中央本線の線形改良の際に廃止されたトンネルを活用した遊歩道です。上野原駅から甲府行きに乗り勝沼ぶどう郷駅で下車。遊歩道へと向かいますが…。
大日影トンネル遊歩道 緊急閉鎖について漏水及び経年劣化による安全確保のため、当分の間 閉鎖させていただくこととなりました。使用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、安全確保のためにご理解願います。
甲府市役所 観光交流課
このような立看板があり、閉鎖されていました。調べてみるとどうやら2、3年前ほどから閉鎖されていたようで…突発的に行くことを決めたことによるサーチ不足でした。それでも、駅周辺にはロクヨンの保存機があったりスイッチバック時代の旧ホームがあったりと見どころがあったので見て周りました。
またここから望むことのできる甲府盆地と南アルプスの眺めは若干霞んでいるとはいえとても良いものでした。
30分弱の滞在の後、小淵沢行きに乗車。3つ目の目的は小淵沢の2駅先、富士見駅付近にある旧立場川橋梁をはじめとした中央本線の廃線の遺構を見ることでしたが、朝確認した天気予報よりも天気が良く快晴であり、加えて甲府市内から富士山が綺麗に見えていたため目的を変更して沿線で撮影することに。
小淵沢駅に降り立ち右手に南アルプス、左手に八ヶ岳を見ながら甲府方面へ数十分歩きます。この間に西の方には雲がかかりはじめ、陽が出たり陰ったりを繰り返す天候になりました。その後は曇り優勢、晴れても薄日しか差さない状態に。それでも富士山の方はきれいに晴れており、なんとか富士山を背に走る列車を撮影できました。この場所で撮影している間は風が強く吹いていてとても寒かったです。列車の本数も少ないし。
時間が経つにつれて日が差す時間が少なくなり、加えて思ったよりも早く太陽が山の稜線に近づいてきたので1時間ほどで撤収。南アルプスに日が没するのを見届けながら小淵沢駅へと戻ります。
駅で少し休憩をして長野行きの列車に乗車、薄暮の小淵沢駅を発ちます。このままこの日の最終目的地である長野駅まで行こうかとも思いましたが、折角なので途中の姨捨駅で下車。姨捨駅は善光寺平の絶景が見られることで有名な駅です。私が下車したのは18時ごろ、冬至も過ぎたばかりのこの時期ではもう真っ暗です。またこの時間には雪が降り始めていました。
荷物を少なくするために簡易的な背の低い三脚しか持ってきておらず、柵の隙間からレンズを覗かせて夜景を撮るという不自由な格好での撮影になりました。
本格的に雪が降り始めた19時頃、再び長野行きの列車に乗車。19時31分に目的地である長野駅に到着しました。
今回の旅は当日の最終目的地のみを決めて中身はほぼ即興ということもあり、当初考えていた目的3つの内達成できたものは1つだけでしたが、結果的にはとても充実した内容になりました。また、翌日も同じような感じで篠ノ井線の189系と北しなの線の115系を撮影しました。こちらの様子もそのうち書こうと思います。(1月6日追記:後編を公開しました)
長々とした旅日記を最後までお読みいただきありがとうございました。 最後に当日の行程を載せておきます 。それではまた。
行程記録(12月26日・27日)
新大阪
20:43
↓ 692A こだま692号 三島行(N700S)
21:17
米原
21:30
↓ 5526F 普通 大垣行(313系)
22:08
大垣
22:48
↓ 9390M 快速ムーンライトながら 東京行(185系)
05:05
東京
05:33
↓ 513T 普通 高尾行(E233系)
06:50
高尾
07:07
↓ 521M 普通 甲府行(211系)
07:42
鳥沢
08:48(5分遅)
↓ 422M 普通 高尾行(211系)
08:59(4分遅)
上野原
11:28(3分遅)
↓ 535M 普通 甲府行(211系)
12:09
勝沼ぶとう郷
12:35
↓ 537M 普通 小淵沢行(211系)
13:40
小淵沢
16:22
↓ 441M 普通 長野行(211系)
18:15
姨捨
19:04
↓ 1545M 普通 長野行(211系)
19:31
長野